朝ドラ「スカーレット」の125話のネタバレや感想、あらすじを紹介していきたいと思います。
第21週は「スペシャル・サニーデイ」としてスピンオフ週間になります。
124話では、信作(林遣都)と百合子(福田麻由子)が店番をして、照子(大島優子)と敏春(本田大輔)が居合わせたカフェ・サニーに、百合子の同級生・近藤(中山義紘)が登場しました。
最近、同窓会で再会したという近藤と百合子の親しげな様子に信作は不満げ。
話題は信作が百合子にプロポーズするため、柔道稽古に励んだことになります。
褒められた信作が近藤に技をかけようとするが返り討ちにあう。
すねた信作が近藤の百合子に対する気持ちを追及すると・・・という感じでした。
125話ではどのような展開になっていったのか紹介していきたいと思います。
【スカーレット】125話あらすじ
信作(林遣都)は、親しげに話す百合子(福田麻由子)と同級生の近藤(中山義紘)に嫉妬。
近藤に百合子への思いを問い詰める。
すると近藤はすでに結婚して子供もいることを明かす。
信作は一安心して、近藤を見送る。それでも照子(大島優子)夫妻も帰って、二人きりになると、信作が百合子に近藤との関係を質問攻め。
口論になって百合子が店を出て行ってしまう。
ただ一人になった信作。店の電話が鳴り響き、思わぬ客が押し寄せ…。
【スカーレット】125話登場人物
大島優子 、林遣都 、福田麻由子 、財前直見 、本田大輔
作:三谷昌登
【スカーレット】125話ネタバレ
この「スカーレット」というドラマは、いろいろな“人間模様が濃厚に描かれている朝ドラ”になっていますよね。
とにかく、喜美子ちゃんを筆頭に、照子ちゃんや信作くんにしても、武志くんやその他の登場人物にしても、そこに存在する人間として活き活きと描かれています。
やはり、凄い朝ドラですね。
それにしても、脇を固めている林遣都くんと大島優子ちゃんは、もうこのドラマに欠かせない存在になりましたね。
そのようなことから、あるニュース記事の中で“林遣都と大島優子は、芝居の方向性は違うと感じるが、短い出番で確実に世界観を作り上げ、視る者に伝えたいことを十分過ぎるほど伝えることにおいては同じくらいの力を発揮している”というコメントを見つけましたが、まさに、その通りではないかと・・・。
さて、このドラマのお話は、もう早くも第21週目の後半に入りましたね。
しかも、これからの後半戦の展開が、ちょっと待ち切れないというか・・・。
感想1
新作夫婦のケンカや照子のダンナの愚痴……こんなもの本編の流れの中で挿入できるエピソードなのに、わざわざスピンオフの形をとってヒロイン抜きの展開にしているのはなぜなのだろう?もともと全体を通してのストーリーが出来ていなかったのか?
おそらくこういう作りは本意ではなかったと思う。だって誰の目にも違和感しかないもの。原因は喜美子の人物像のブレだと思う。
草間流の礼儀、大阪で培ったもてなしの心と謙虚さが、八との恋愛あたりからすっかり影を潜めた。そもそも八との恋愛が唐突だった。
陶芸を学ぶというので八のもとに通いながら、時も経ずすぐに「喜美子と呼んで!」……「付き合うたらええやん」……。ひそかに思いを寄せていたという布石もなく唐突感しかなかった。
陶芸家を志すという純真さに不純なヒロインのしたたかさを見せられたような気分。穴窯を八の反対を押し切り強行した時の憑かれたような顔。
あれほど父親の借金に泣かされながら、無計画な借金をしてしまう。視聴者の気持がヒロインから離れたのはこのあたりではないだろうか?ヒロインを軌道修正しなければ物語として破綻してしまいそうだ。無理っぽいけど。
感想2
試験的なのかはじめからこの案があったのか細かいことは知りませんが、15分という短いあいだに5分くらい回想を差し込むのは見ているほうはすごく飽きる。
好感度の高い魅力的なキャラならいいけど、ウザ系のキャラでこれをやられるとかなり辛い。喜美子の幼なじみが二人ともウザ系というのは失敗だったんだなあ、と、改めて思う一週間でした。
照子はウザいけどまだかわいいと思える。でも信作は、どうして結婚できたのかいまだによくわからないほど苦手なキャラになってしまいました…。
感想3
今までの朝ドラで一番面白くない。
なんでだろう。多分…現場では戸田恵梨香さんが他のキャストさん達に優しくないんじゃない?私は私よ!!みたいな我の強さが全て演技に現れているから。
だから、他のキャストさん達も無理しているのか、全然伸び伸び感ないもん。台本読んで演技はしているけど、彼女にはついて行きたくないなーっ顔してる。だからドラマがイキイキしない。
感想4
どう抗った所で巻き返す術のない失敗作を、何とか持ち上げなければいけない負担も相当なものだと同情します。
私がその立場なら、とても自信がありませんもの。
肝心の本がぐにゃぐにゃしていて演出も外しっぱなし。
演者も不承不承やっているのが目に見えている崩壊寸前のドラマをどうしろと?という心境なんでしょうね。
今まで朝ドラに深い思い入れもなかった私ですが、今回の事でドラマの持つ存在意義や、その出来不出来が視聴者に与える影響力というものをしみじみ痛感しました。
私にとっては3月末から待望の番組が始まるので意識はとっくにそちらへ行っており、スカーレットは本当に朝の時計代わりと成り果てました。
しかし来週からの第……何章でしたっけ?それがまたまたムチャぶりを発揮してくれることを、むしろ面白がっている自分がいます。
【スカーレット】125話まとめ
15分という短い物語の中で、主題歌も流れると更に時間は短くなる。
そんな中で繰り広げられるドタバタ劇。
このドタバタ劇もいよいよ明日で最後です。
そのあとは・・・。
また別の記事でご紹介したいと思います。
【スカーレット】第21週あらすじ「スペシャル・サニーデイ」
大野一家の喫茶「SUNNY」では、信作(林遣都)が引き当てた福引きの賞品で、大野(マギー)と陽子(財前直見)が有馬温泉へ出かける。
店は、いつも手伝っている百合子(福田麻由子)が切り回し、信作が手伝うことに。
信作の不器用なマスターぶりに、にこにこしてしまう百合子。
そこに敏春(本田大輔)がやってくる。
思い出話の中で、「信作と13人の女」の話題に。
夫婦の微妙な雰囲気をとりなそうと、敏春が照子(大島優子)のことを愚痴っているうちに本人が現れる。
今度は懸命に照子の機嫌を取り結び、仲直りしたと思ったら、そこに近藤彬(中山義紘)という百合子の中学時代の同級生が。
好青年の近藤は、柔道の心得がある警官で、百合子を憎からず思っていたらしい。
百合子の高校進学のときに喜美子(戸田恵梨香)が頑張ってくれたことなどを楽しそうに話す二人にいらつく信作。
照子に釘をさされていたにもかかわらず、みんなが帰って、百合子と二人になるとねちねちとからんでしまう。
信作の態度に怒って百合子が飛び出してしまったところに、お母さん合唱団がやってきて一気に忙しくなる。
その後も客が途切れず、慣れない信作は一人てんてこ舞いする羽目に。戻ってきた百合子は…。
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